子供を持つか持たないか……。DINKsという夫婦の形が自分の理想なのか。

DINKS ずるい 意見・考え

子供は持った方がいい? それとも子育てに後悔するのだろうか。ふと私自身は、どちらを選択するほうが幸せなのかを考えます。


子供を持つか持たないかという問題は、人生の選択の一つなのでなかなか他人は口出しできない問題。

されど、「子供を持った方が幸せなのか」「子どもがいない人生って寂しいのか」「子供を持って後悔もするのか」など、人生が進んでいくにしたがって考えたことのある人も多いのではないでしょうか?

私自身、子宮内膜症と卵巣脳腫になって入院と手術を経験してからというもの、子供を持てない可能性がちらついた瞬間に、子供は要らないと決めていた気持ちが揺らぎました……。

年齢とともに妊娠出産が難しくなるというのはなんとなく分かってはいるけれど、でも産むのも育てるのも不安、でも子どもがいない人生だって不安になりました。

この記事では、「DINKsという子供を持たない選択」について考えています。

子供を持たない夫婦、Dinks

DINKs(ディンクス)とは、Double Income(共働き)+ No Kids(子どものいない)の略

子どもをもうけずに二人の生活を選択をした共働き夫婦やその生活観念のことを指します。

私たちの親の世代から、共働きは一般的になってきた気がしますが、それでも友達のお母さんは「専業主婦」ということも多かったような気がします。どういう人生を歩むのか、一人過ごそうと二人で暮らそうと、異性でも同性でも自由です。

そんな我らが平成〜令和時代のライフスタイルの多様化から、意識的に子供をつくらない考えが身近になっています。

日本では2015年くらいから耳にしていたように感じたけれど、DINKsという言葉は、1980年頃からアメリカで作られて一般化した言葉のようです。そもそも、日本の結婚と子供をセットにするという考え方は、国際的に見ると当たり前ではないとも言えますね。

本記事では、一般的に世間で考えられているDinksのメリット・デメリット、それに関する他情報についてご紹介します。

ちなみに私の場合、DINKsでいることを結婚前に恋人と決めています。こちらについても書いておりますので、全然悩んでいない方は遠慮なくすっ飛ばしてください。

世間の考えるDINKsのメリット・デメリット

なんでもかんでも二項対立の世の中はよろしくないですが、一般的によく言われるDINKsのメリットとデメリットについて紹介します。

自分はメリットばかりに目を向けていましたが、こんなデメリットを考える人もいるのかと驚きました。人はそれぞれ自分なりの物差しで物事を見ていますね。

DINKsの『メリット』

◎経済的な自由
◎時間的な自由
◎職業的な自由

ずばり、自由度が高いことが挙げられます。

個人や夫婦、パートナーとの時間を持てるため、現状の暮らしを維持することができます。経済的には共働きであれば収入はもちろん安定しますし、収入にこだわらずに好きな仕事を選ぶことも可能です。

子どもがいれば、育児のお金、教育費用などの金銭的な負担も生まれるため、長く勤めてきた会社を辞めて、自分のやりたいことにチャレンジすることは勇気がいります。

一軒家のローンを組み、定年60歳まで勤め上げてきた日本人サラリーマンは、典型的にならざるを得ない生き方であったのかと、今の齢になると感じます……。

DINKsの『デメリット』

×孤独と向き合う必要性が高くなる
×社会生活における同調圧力がかかる
×同世代や家族、親戚と疎遠になる

これが一般的に言われているデメリット。「子供を持たない」と決めている私から見ますと、同じ重要度で考えられないというのが正直なところ。世間からの目や、自由と隣り合わせの孤独というのが悪い点として挙げられるようです。

例えば、「家族や親戚が子供を産むことを望んでいる」、「結婚したのに子どもがいないのは社会的におかしいと思われてしまう」などおもに他人からの価値観ですね。

DINKsに対する世間からの目は厳しいですね……。「らくでいいわね」と言われたり、共通話題がなかったりすることから、同僚、親族や知人との隔たりを感じてしまうそうです。

そういう考え方に武器を持って抗う必要はありませんが、社会生活を続ける際には向き合っていかなければいけないと感じます。

あと何十年かすればより過ごしやすくなりそうな気もしますが、そのような自分の価値観にそぐわない人に出会してしまったら仕方のないことなのかもしれません。

私の同年代にも子供を持った友人はいるため、時間の使い方が違うことを念頭においた上で、連絡したり話題を選んだり、私なりの配慮をしながら他人の圧力はスルリと身を交わしていこうと思います。

結婚前にパートナーと確認したこと

ここまで世間一般的な考え方についてご紹介してきましたが、ここからは私の個人談をお話します。

正直、子供を持つか持たないかを決めたきっかけは、結婚するかしないかの選択にも悩んでいたから。以前の自分を振り返ると、『結婚+子どもを持つこと』がセットの固定観念に気づかされます。私は事前にパートナーに相談しましたが、これは人それぞれです。

相談した流れとしては、以下の3点。

  1. 子どもを産むつもりがないという自分の考えを伝える
  2. 相手はどういう気持ちを持っているか
  3. 二人の考えをまとめてこれから先も過ごしていけるか

もやもやした瞬間ではなく、自分の考えをまとめてから自宅にて尋ねました。
緊張しましたが、結果的には相手の考えも聞けて良かったと思っています。

1. そもそもどうして子供を産むつもりがないのか

少し私のことを掘り下げてみますと、子供を産みたくないというよりは育てる自信がないから。

よく聞く理由だと思いますが、私の根本にあるのはやはり親子関係にあると思っています。父と母はあまり私を育てるということはできなかった親でした。二人ともいち人間と見れば面白さもある人だと思いますが、育児には向いていなかった。

それゆえ、単純に自分も親と同じように子育てることはできないと思っています。存在しない「子」というものに対して哀れみの気持ちを持つのもおかしな話ですが、私のような幼少期を過ごして欲しくないと考えるのです。

そういう親もいるし、例外なく親は子にどこかしらは嫌われてしまう寛大な存在でないといけないのかもしれません。

さみしさを感じる話ばかりではなくて、やはり自由度が高いというもの私にとっては大切な選択肢。
事情はそれぞれですので、大変な時間ではありますがじっくりと悩んでみましょう。

2. 子どもを生む気はないと伝えた相手の反応はどうだったのか?

気になるのが相手の反応。これも千差万別ですので、良い悪いを言うことはできません。

私のパートナーの場合は、「自分も同じ考えだった」でした。

彼の場合、子どもが好きではないというのが大まかな理由でした。おそらくもっと他にも理由や背景があるのかもしれませんが、プライベートなことですので深く掘り下げ、憶測で書くのは避けておきます。

もしもこれでお別れになったり喧嘩になったりと、意見の相違が生まれる場合もあるのかもしれません。

暮らしている中でなんとなく気持ちがわかることもありますが、悩んでいるのであれば結婚や同棲前など関係性の変わる前に相談することは大切だと個人的には感じます

いきなり「私は子どもは要らない、それでいいよね?」ではなく、理由も伝えた上で会話をしてみるとより相手のことを知れるチャンスになるかも……。言い争いにならないよう、二人のタイミングを大切に。

3. 結果として今後の暮らしで決められたこと・わかったこと

幸いというと、これまた表現が難しいところではありますが、私の場合には子供を持つということに対して二人が同じ意見でした。

お金と時間が無限にかかる育児に向かう自信がないという考えもやはり双方の意見。私の両親は子育てがうまくいかなかったと言いましたが、親になるということは、時間的にも経済的だけでなく、継続して愛情を与え続けることが必要になります。

子供を持つということに挑んだ二人のことを悪く言うことはできないと、大人になった今は感じています。

また、私は適応障害であり、HSPでもあるため一人の時間というのが絶対に必要になります。私自身の気質について、親の育て方が原因だと考える人もいるかもしれませんが、それだけが全ての理由ではないと思っているため彼らを責めることはできません。

少し話が逸れましたが、とにかく私は一人の時間が必要であり、「子供がいれば孤独がなくて幸せ」であるという考えの真反対です。

子供のいない寂しい老後を送るという人もいますが、結局どんなことでも他人の人生とは比較ができない、自分の人生を一番に考えるべきです。その人自身の生活をより良くするものが子育てであれば、その人はその人なりの選択肢を選ぶと素敵な人生になるのだと思います。

他人とはあまりまともに向き合わずとも穏やかに付き合っていけますので、「自分がどうしたいのか?」を最優先したいですね。

タイトルとURLをコピーしました